米CPI前の金価格:XAU/USDは4,176ドルへ反落

米CPI前の金価格:XAU/USDは4,176ドルへ反落

TopFxBrokers
2026年10月12日
出典:fxstreet.com

金(XAU/USD)は月曜日、4,200ドルの上抜けを維持できず、4,176ドル前後まで下落しました。水曜日に発表される米CPIがFRB(米連邦準備制度理事会)の次の一手を左右する可能性があるため、米CPI前の金価格に注目が集まっています。

主なポイント

  • ブレイクアウト失敗:XAU/USDは日中高値4,217ドルを付けた後、反落しました。
  • インフレ率の上昇予想:9月の総合CPIは前年比3.7%と、3.4%から加速する見通しです。
  • FRBの据え置きを織り込み:CME FedWatchでは、政策金利が3.75%~4.00%で据え置かれる確率が80%となっています。

何が起きたのか

月曜日の金は、米インフレ指標を前に買い手が様子見に回り、序盤の上昇分を吐き出しました。XAU/USDは2週間にわたり4,100~4,200ドルのレンジで推移しています。

9月の総合CPIは前月比0.6%上昇と、8月の0.4%から伸びが加速する見通しです。コアCPIは前月比0.2%上昇と、0.3%から鈍化すると予想されています。

米国債の現物市場は、月曜日がコロンバス・デーの祝日のため休場でした。

背景

中東戦争は2月下旬に始まりました。これに伴うエネルギー価格の上昇が、米国の物価圧力の主因となっています。週末にはフーシ派の攻撃がサウジアラビアのキング・ハーリド国際空港を襲い、ホルムズ海峡ではタンカー関連の事案も発生しました。

エネルギーショックを受け、FRBは年末までに再び利上げに踏み切る可能性があります。FRBはインフレ率2%を目標としています。World Gold Councilによると、8月の中央銀行による金の純購入量は39トン、9月の世界の金ETFへの資金流入額は100億ドルでした。

市場への影響

  • XAU/USD:金は4,226ドル付近の20日単純移動平均線を下回って推移しています。RSIは44、MACDはわずかにマイナスです。4,000ドル付近では押し目買いが入っています。
  • 米ドル指数(DXY):日中安値102.10から切り返し、102.43前後で推移しました。2025年4月以来の水準に近く、ドル高はドル建ての金の上値を抑えています。
  • 米10年債利回り:利回りは5.24%付近で、2002年以来の高水準となった先週のピーク5.36%付近を下回っています。高水準の利回りも金の重荷となっています。

今後の注目点

  • 水曜日の米CPI:9月のデータで、総合・コアともにインフレ率が予想どおりとなるかが確認されます。
  • 10月27~28日のFOMC:CPI発表後、最初の政策決定会合となります。
  • 中東のエネルギーリスク:エネルギーコストはインフレに直結するため、新たな攻撃やタンカー事案が重要になります。

まとめ

XAU/USDは、ドルと米国債利回りが上値を抑える中、狭いレンジで推移しています。水曜日のCPIは、エネルギーショックがインフレを押し上げているかを示す最初の確かなデータであり、FRBの利上げ経路に直結します。

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出典:FXStreet

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