USD/JPY 158.60:Brent $107超えで円下落
月曜日、日米の債券市場が休場となるなか円は下落し、USD/JPYは158.60付近で引け、9月24日以来の高値での終値となりました。USD/JPY 158.60での引けは、指標利回りが動かない中、Brent原油が1バレル107ドルを再び上回ったタイミングで生じました。
主なポイント
- 原油の反発: 週明けに103ドルを下回って始まったBrent原油は、月曜日に1バレル107ドルを上回りました。
- 利回りは据え置き: 米10年債利回りは先週金曜日の5.24%のまま、日本の10年債利回りは3.0%付近で推移しました。
- 介入額が過去最高: 日本の財務省は7月30日から8月下旬にかけて円買い介入に15.4兆円を投じ、月間では過去最大となりました。
何が起きたか
USD/JPYは週明けのオープン時に158.00付近の月曜日の安値を付けました。その時点でBrent原油は、トランプ氏がロシアとウクライナの間でエネルギー分野の停戦が成立したと主張したことを受け、103ドルを下回っていました。
その後、原油は反転して107ドルを上回りました。USD/JPYは158.50をわずかに上回る高値まで上昇し、158.60付近で引けました。
両国の債券市場が休場だったため、指標利回りは金曜日の水準から動きませんでした。報道によると、この日のセッションで引き続き値動きがあった主要な価格はBrent原油でした。
背景
日本は原油のほぼすべてを海外から購入しており、代金はドル建てで決済されます。そのため、Brent価格が上昇すると、エネルギー代金の支払いのために売られる円が増えることになります。
日本銀行は9月18日に政策金利を1.25%へ引き上げました。佐藤委員は2人の反対票のうちの1人でした。佐藤委員は段階的な利上げを支持しており、原油価格は物価上振れのリスクを高めると述べています。
8月の日本の家計支出は9カ月連続で減少しました。高市首相は、2027年4月から2年間、食料品の消費税を8%から1%に引き下げることを望んでおり、その費用は約10兆円と見積もられています。首相は、その財源のために国債を発行しない考えを示しています。
市場への影響
- USD/JPY: FRBの政策金利は3.75%〜4.00%で、日銀の1.25%と比べて大きな開きがあります。この金利差が、約3週間ぶりの高値圏での終値となったペアの背景にあります。
- Brent原油: 103ドルを下回る始値から107ドル超えへの動きは、158.00付近から158.50をわずかに上回る水準までのUSD/JPYのレンジと一致していました。
- 円先物: CFTCのデータによると、10月6日時点の投機筋の円ネットロングは6万2,300枚、約7,790億円でした。この週は6,900枚増加しました。
今後の注目材料
- 東京市場の再開(火曜日): 日本市場が再開するため、月曜日に3.0%付近だった10年債利回りが再び動く可能性があります。日本の財務大臣はIMF会合のためバンコクに滞在しています。
- ウォーラーFRB理事(火曜日): 07:45 GMTに発言し、週後半の米経済指標を控えます。
- 米経済指標(水曜日・木曜日): 9月のCPIは水曜日の12:30 GMTに発表予定です。米生産者物価と小売売上高は木曜日の12:30 GMTに続きます。
- ウォーシュFRB議長(金曜日): 03:30 GMTにIMF会合でファイヤーサイドチャットに臨みます。その後、FRBは10月27〜28日の会合に向けて公の場での発言を控えます。
まとめ
月曜日の円安は、債券利回りが動けない日に生じたため、動いた主な要因はBrent原油でした。今週のUSD/JPYの取引は、原油、米インフレ指標、そしてFRBの会合前の沈黙期間の影響を受けます。
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出典: FXStreet
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